本年度の定時総会を迎えるに当たり、4月中旬熊本・大分地区を襲った地震により被災された方々へ、心からお見舞いを申し上げます。前震と本震、そしてその後の度重なる余震による物心両面に及ぶ被害は今も続いています。その中には会員企業の事務所・工場や社員の方々の住居も多く含まれています。一日も早い復興を願うと共に、私たちに出来る支援の輪を広げていきたく存じます。
思えば我が国土は、その長い歴史を通じて常に自然災害の危機にさらされて来ました。祖先たちはそれらを宿命と甘受しつつ、やがて克服して次への備え怠らなかったのです。今回の震災も決して他人事ではなく、私たちを取り巻く様々な「危機」を改めて点検し、会社と顧客や社員を守る体制を固めて参りましょう。
さて福岡中経協は4月1日を期して、天神の中心に位置するエルガーラビルへと事務所を移転しました。設立以来42年間、商工会議所ビルにお世話になって参りましたが、8年後の50周年に向かって魅力あふれる中経協へと進化の道を探る「Road to 50th」の一環として、会員への利便性・若い世代への発信強化・事務局機能の効率向上などを狙った新拠点です。どうぞお気軽にお立ち寄りくださり、情報交換や交流の場としてご利用いただければ幸いです。
本年度も例会と委員会活動を当協会事業の柱として、以下の3点を念頭に置きつつ充実を計ってまいります。
これから1年間をかけて、「将来の中経協像」を描き出す特別委員会を発足させたところです。その基本コンセプトとして、「Road to 50th !――地域活性化の牽引力 未来を拓く中経協」を掲げます。これを合言葉に、皆様からのご意見も頂きながら中経協の将来とその役割について考えて参ります。
今一つお願いがあります。中経協の将来を確かなものにするには、何と言っても会員拡大が欠かせません。入会金50%オフで、50社新規入会を今年度上期末(9月)までの必達目標とする――「50509」と銘打った――新会員獲得キャンペーンを開始していますので、何卒皆様方のお力をお貸しください。
国内外には依然として難問が山積しておりますが、世界の動向をしっかりと注視しつつ、デフレからの完全脱却に向けて着実な一歩一歩を刻んでいきましょう。
会員皆様方の積極的なご参加と、変わらぬご支援をお願いいたします。
平成28年8月
一般社団法人 福岡中小企業経営者協会
会長 山口 秀範