2013年6月28日 更新
1942年生まれ、福岡市出身。1966年東京大学法学部卒業、大蔵省入省。1969年オックスフォード大学で経済学修士号取得。国際金融局次長、関税局長、国土事務次官、都市基盤整備公団副総裁などを歴任し、米国投資会社の日本法人会長を経て、2006年6月から現職。著書に『新しい国際金融』『役人道入門』ほか多数。
2月7日(木)18時30分よりホテル日航福岡にて、中経協例会を開催した。参加者は90名を数えた。
今回は、株式会社西日本銀行代表取締役頭取 久保田 勇夫 氏を講師に迎え、「近年の政治機能の低下の原因を探る」と題して、今日までの久保田頭取の人生体験も交えて、ご講話をいただいた。
近年の政治機能の低下の原因としては、2000年以降の流れで、省庁の再編(21省庁から13省庁へ)、政府委員制度の廃止、事務次官会議の廃止、政務官の創設など、政治主導での改革を行ったが、結果は物事を決めることができなくなり、停滞をしてしまった。また、役所が意のままに大臣を動かしているなどの、ありえない誤解がまことしやかに伝わってしまっていることも一つの要因であるのではないかと語って頂いた。
その後の、交流会では久保田氏にもご参加を頂いて、終始、和やかな雰囲気の中、交流が盛んに行われ親睦が深まった。