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第3回「産学官交流会」～産学官ダイアログ～開催（3月13日開催）
2019年03月26日 連合会 新着情報
一般社団法人福岡県中小企業経営者協会連合会
第3回「産学官交流会」～産学官ダイアログ～開催
（3月13日 ホテルニューオータニ博多）
４つの中経協の理事、大手企業の九州トップ、行政（国）の九州トップ、そして大学学長など約60名。九州のキーパーソン、産学官のトップに集結頂き、九州の新しいコミュニティとして、当会主催の第3回「産学官交流会」～産学官ダイアログ～を開催しました。
今回は、Crimson Education Japan 代表取締役社長、スタンフォード大学 客員研究員（日本財団 国際フェロー）で認定NPO法人Teach For Japn 代表理事の松田悠介氏に「グロバール人材育成とは何か」について話題提供頂きました。
「もし本当に教育を良くしていきたい」と本気で考えるなら、
- グローバル時代で戦っていきたいという学生を、教育政策を検討する場に集め興味、好奇心、そして今の教育が良くなるにはどのような環境を提供していくのが良いのかなどについて学生の声に耳を傾けることが大事。また、その声に対して大人がどのようなサポートが出来るかを検討すべき。
- 大人が持っている答えは「殆どが不正解」ということを認めることが第一歩。あくまでも学びの主体者である学生を大人がサポートしていく雰囲気、そして仕組みをつくり継続して大きくしていくことが本質。
- 大人は子供に期待をし、一つひとつの声に耳を傾けそこを信じて応援するということでしかない。大人が「どうせ無理だよ」「このような道が成功でしょう」などと言って、全部夢をつぶしてきている。それを大人が認めないと駄目。
- 何か夢を持ち計画をして努力をして悔しい思いをして成し遂げられることもあるし、成し遂げられないこともある。このような経験をしてきた子供達が、また新しい夢を見つけて計画をして努力をして悔しい思いをして這い上がっていく。
それがグローバル人材を育てていく根本だとお話を頂きました。
話題提供を基に、「高等教育においてグローバル人材育成を行う場合、誰が何をすべきか」という観点について、グループディスカッションをして頂き、それぞれの立場から様々な意見を頂戴することができ、第3回のダイアログも盛会に終わることができました。
次回、第4回「産学官交流会」～産学官ダイアログ～は、2019年7～8月頃開催します。皆様、お楽しみに！
小林連合会会長挨拶
塩田経済産業省九州経済産業局長挨拶
これまでの振り返り：古賀事務局長
話題提供：松田悠介代表取締役
以降、ディスカッションの様子
麻生連合会顧問のご発声
最所連合会副会長閉会挨拶